⚐ 次の季節のしつらえへ

 

今日は彼岸の中日、秋分の日。

秋の彼岸でお供えで代表的なのが”おはぎ”ですが、

小豆が災難から身を守るとされ、邪気を払う食べ物として

江戸時代に先祖供養に使われるようになったといいます。

呼称は異なりますが春の彼岸の”ぼた餅”と同じもの。

春は”牡丹”、秋は”萩”と、小豆を季節の花に見立てた事が所以といいます。

季節の行事や日々の習慣、日本でも世界でも、

厄除けの意味を持つものが多くありますが、芍薬の花もその一つ。

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「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」…

美しい女性を形容することでも有名な芍薬。

お茶や漢方薬など葉や花びら根まで全てを活用でき、

美しい見た目で魅了するとともに古来より薬用としても用いられ、

悪霊を追い払ったり災いから守ってくれるともされてきました。

 

Peony Bouquet ピオニーブーケ (芍薬)  各¥1,058-

約28㎝ 樹脂

極めて本物の植物が持つ雰囲気に基いてつくられた

ヴァーチャルグリーンというフェイクグリーン。

堅い芯を弾力のあるチューブでコーティングしている茎の部分は

とてもしなやかな仕上がりになっています。

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開花は春から初夏、「5月の薔薇」とも称されるピオニー。

フェイクなら一年中いつでも飾ることができ、

ボルドー系はこれからの季節のしつらえにもぴったりです。

美しく、凛とした佇まい。

花言葉は、思いやり、必ず来る幸福。

本物の花を活けて季節を感じたり、

シーズンを問わず、色やジンクス、花言葉で

気軽に選ぶことのできるフェイクを楽しんだり。

夏から秋、次の季節のしつらえへ。

いつもの見慣れた光景がほんの少しのアレンジで違った空間に。

ところで、秋分の日は天文学的には昼と夜の長さがほぼ等しい日、

農事暦においては収穫に感謝する日、

そして日本の風習としては祖先を敬い大切に想う日。

収穫時期の自然に対する感謝と祈りが

故人や先祖に対する想いへと繋がったとも言われます。

その過ごし方は様々な現代。 それでも

自身の日常を有意義に送る時間の中で、

故人を懐かしく思い出したり自分のルーツを辿ってみたり、

そんな瞬間があるかもしれません。

暑さ寒さも彼岸まで。

過ごしやすい気候となるお彼岸は

夏の間お世話になったシーズンものにも感謝、

秋のしつらえがいよいよ本格化の時期です。

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ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします✩︎⡱

スタッフ一同