雨が上がった鹿児島市はゆったりとした日差しが降り注ぎ
あたたかな土曜日となりました。
きょうは二十四節気の冬至。
太陽の位置が一年で一番低くなり日照時間が最も短くなる日です。

西郷隆盛銅像 December 22, 2018
そんな冬至に、人々は願掛けとして
強い香りで邪気を払うとされるゆず湯に入り、
「ん」がつく物を食べて運を呼び込もうと
長期保存可能で栄養補給にも効果のある
南瓜=なんきん を食べるようになったといいます。

今日を境にまた少しずつ日は長くなっていくわけですが
これからが日照時間の短さを実感する冬本番。
寒くなんとなく暗いこれからの季節を
素材感が存分に活かされたペンダントライトがあたたかく灯します。

そこは、単に明るさを求めるだけではない、
光が生む影にも魅了される空間です。
バラのようなサクラのようなフラワーモチーフのデザイン、
チェリスデザインハンギングランプ ¥4,104-

札幌のメーカーさんのペンダントライト。
ハンドメイドならではの深い味わいのあるガラスシェードとヴィンテージの灯具。
職人が一つ一つ手作業で仕上げたペンダントライトです。

Φ12×17㎝
照明器具コード:約50㎝ アンティークチェーン:約60㎝
アイアン、ガラス ハンドメイド
対応電球:40W/E17

アイアンを組んだ後にガラスを吹くという工程。
アイアンから少し盛り上がったようなガラスが
独特な雰囲気を醸し出しています。
ファーン:fern シダ植物がデザインされた、
ファーンデザインハンギングランプ ¥4,104-

日本ではシダの一種、ウラジロが長寿を意味しますが、
ニュージーランドでもシルバーファーンが前進、躍動の象徴とされています。

ガラスの製造工程の中で、小さな気泡やキズのようなもの、
繋ぎ目や黒い斑点などが生じる場合がありますがそれも手作りの風合い。
光の表情を豊かにしてくれます。
大きさや形だけでなく放たれる灯りも一点一点異なります。

Φ14㎝×16㎝
照明器具コード:約50㎝ アンティークチェーン:約60㎝
アイアン、ガラス ハンドメイド
対応電球:40W/E17

アイアンとガラスの接着部分(裏面)に経年変化による緑青などがみられます。
あたたかみと、どこか懐かしさを感じます。
緑青:銅が酸化することで生成。銅の表面に皮膜をつくり
内部の腐食を防ぐ効果や抗菌効果をもたらします。
鎌倉の大仏や自由の女神も緑青に覆われています。

シェード部分はインド、配線部分は日本で製造。
照明器具コードと一緒にあしらわれている鎖はデザインとしての付属で、
コードのみで本体総重量を支えることは可能です。

意外にもホーローやラタンとの
異素材コンビネーションもバランスよく楽しめます。
どんなインテリアにもしっくり馴染みながら
点灯時はもちろん消灯時も、美しいデザインが引き立ちます。

さて、新しい太陽が生まれる日や生命の始まりとして
古くから世界各地で重要とされていた冬至の日。
それまで諸説あったキリストの降臨日が12月25日とされたのも
実は冬至が関係しているのだとか。

参考画像
中国や日本では一陽来復(いちょうらいふく)とも言われ、
冬至を境に運気が上昇すると捉えられています。
冬至の習わしは人々の希望と願いも込められた
明るい新年への準備の一つであるのかもしれません…

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